- TAC社労士講座の評判・口コミが知りたい
- TAC社労士講座とほかの通信講座とを比較してほしい。
- 「宮島哲浩」先生と「岡根一雄」先生は分かりやすい?分かりにくい?
- TACとフォーサイトはどっちがおすすめか比較してほしい。
このような疑問にお答えします。
TACのメリット・デメリットを紹介しながら代替え案のおすすめ通信講座も紹介しています。
TAC社労士講座の悪い評判、口コミ
- 価格が高い
- 講義時間が長いのは好みが分かれる
- テキストがシンプル
- 質問回数に制限がある
- 過去問が収録年数が少ない
- eラーニングが体験できない
通信講座の中では価格が高い
TAC 総合本科生Wide | スタディング | フォーサイト | アガルート |
264,000円 | 46,800円~74,800円 | 78,800円~121,800円 | 79,800円~238,000円 |
TACは校舎を持つ予備校です。
そのため、通信講座を選択したとしても、校舎代や、複数の講師を雇う人件費が受講費に含まれてます。
もし、コスパ重視なら校舎と複数の講師を持たない通信講座特化の学校でしょう。
特にスタディングは最も安い通信講座です。
講義時間が長いのは好みが分かれる
TACの講義は180時間と大手通信講座のフォーサイトと比較するとやや多いです。➡TAC公式ページ(参考)
講義時間の長さは好みの問題ですが、もし短い時間でポイントが掴める講義がいいならフォーサイトをおすすめします。
およそTACの3分の2くらいの講義時間です。
もし、長めの講義時間がいいならアガルートをおすすめします。
アガルートの社労士通信講座は講義時間が212時間なのにTACより価格が安いです。
テキストがシンプル
TACのテキストは白、黒、青を基調としたシンプルなテキストです。
シンプルな分、マーカーなどの書き込みはしやすいでしょう。➡TACの社労士講座のテキストサンプル
参考までにフォーサイトはフルカラーのテキストです。

社労士通信講座の中で最も評判のいいテキストだと思います。
フルカラーだけではなく、イラストや図解も豊富なため理解しやすいです。
質問回数が60回まで
TACは残念ながら質問回数が60回までです。
しかし、「よくある質問集」があるため、自己解決しやすい環境にはあります。
通学生は講師に直接質問できますが、講師は常駐してるわけじゃないので、講義の前後だけしか質問ができないでしょう。
もし、無制限に質問をしたければ、アガルートをおすすめします。

アガルートはFacebookで無制限に質問ができます。
もちろん、ほかの受講生の質問も見ることができます。
初学者コースは過去問が5年分だけ
TACの初学者コースの過去問は5年分の社労士試験しか収録されてません。
通常10年分が多いのですが、TACはあまり過去問学習を重視してないのかもしれません。
しかし、テキストに準拠したトレーニングがあるため、アウトプット量は十分でしょう。
eラーニングが体験できない
TACはeラーニングがあります。
eラーニングで問題を解くことができるのですが、残念ながら受講前の体験ができません。
そのため、eラーニングのユーザビリティが分からないです。
ちなみに、フォーサイトとスタディングもスマホ学習ができます。
もちろん無料体験ができます。
TAC社労士講座のいい評判・口コミ
- 模試で正確な立ち位置が分かる
- 圧倒的合格実績
- 複数の講師の講義が受講できる
- 通信生も自習室が利用できる
スケールメリットのある模試で正確な立ち位置が把握できる
TACは最も受講生が社労士予備校です。
そのため、模試で正確な立ち位置が分かるでしょう。
もし、受験生が少ない模試なら井の中の蛙になりがちでしょう。
ここは他の通信講座にはないメリットでしょう。
圧倒的合格実績

TACは2021年度社労士試験の合格者数442名と圧倒的に多いです。
合格者が多数いる講座を受講できる安心感があります。
一方合格率は残念ながら公表されてません。
フォーサイトは29.4%の合格率(全国平均の3.72倍)で合格者数も242名です。
アガルートは25%で全国平均ノリ3.16倍の合格率です。
複数の講師の講義を聞けるため自分に合った講義を視聴できる
1.5年本科生Plusと総合本科生wid+Plusでは「宮島哲浩」先生と「岡根一雄」先生の講義をweb上で視聴できます。
そのため、たとえ通学先の校舎の講師が分かりにくいところを違った切り口で理解することができます。
また、口コミでも宮島先生と岡根先生の講義は分かりやすいと評判です。
【宮島先生が分かりやすい】
YouTubeに上がってたTACの宮島先生の国年ベーシックの体験講義動画をぶっ続けで観てました。
とても分かりやすくて頭の中の霧が少しだけ晴れました☀️
社労士24のサクサク講義も好きですが、生講義もいいですね!
これからさっそく過去問解いて理解度確認していきますっ👊#シャロ勉— ふじねこ@2022年社労士受験 (@fujimineSR2022) February 27, 2022
【岡根先生のおかげで合格できた】
岡根先生のおかげで一発合格できました🙏ありがとうございます☺️💓(エゴサしてはるか知らんけど) #社労士— 絲 (@Za5YDumVO7XBNCh) October 29, 2021
通信生も自習室が使える
あまり知られてませんが、実は通信制でもTACの自習室を使うことができます。
しかし、今は時期も時期なので、時間制限などがあるかもしれません。
フォーサイトとTACの社労士通信講座の比較
まずはフォーサイトとTACの社労士講座を比較表で把握しましょう。
フォーサイト |
TAC | |
価格 | 78,800円~121,800円 | 25万円前後 |
合格者数 | 191名(R4年) | 442名(R3年) |
合格率 | 22.4% 全国平均の4.23倍(R4年) | 公表なし |
eラーニング | デジタルテキスト、問題演習、講義視聴、学習スケジュール、リアルタイム講義 | デジタルテキスト、問題演習、講義視聴 |
その他 | 講義時間は113時間、無料質問回数は15回(超過分は1回500円)、テキストが好評 | 講義時間は180時間、標準質問回数は60回、大手学校 |
これからより詳細に合格実績、講義時間(カリキュラム)、eラーニング、質問サポート、テキストで比較していきます。
合格者数はTAC、合格率はフォーサイト
合格実績を比較すると、TACは合格者数は442名(2021年度)、フォーサイトは191名(2022年度)です。
フォーサイト社労士通信講座は合格率を公表してます。
2022年度社労士試験の合格率は22.4%です。
これは全国平均の4.23倍の合格率です。

TACの社労士講座は残念ながら合格率を公表していません。
ですので、もしかしたらTAC社労士講座の合格率はあまり凄い数字ではないかもしれません。
以上のことから合格者数はTAC社労士講座で合格率はフォーサイト社労士通信講座と推定できます。
講義時間はフォーサイトが短め、TACは標準的
フォーサイト社労士通信講座は講義時間が113時間と短めです。
一方TACは180時間と標準的な長さでしょう。
TAC社労士講座の講義は教室での講義をそのまま録画して、通信講座として利用しています。
そのため、TACは板書の時間や雑談、口癖などがあるため講義時間がやや無駄にあります。
フォーサイトはスタジオで撮影されており、「えっと」などの相槌を消してるため、講義時間が短いです。
もちろんフォーサイト社労士講座が合格に必要な範囲に絞って、効率よく合格することを目標にしてるのもあります。
私はフォーサイト通信講座はインプットを短時間で、アウトプットを大量にというスタンスだと思ってます。
TACの過去問収録年数は直近5年分です。(上級は10年分)(参考ページ)
一方フォーサイト社労士通信講座の過去問は12年分です。➡フォーサイト参考ページ
さらに、最新の試験も発送してくれるため、フォーサイトは合計13年分の過去問やることになります。
よって、フォーサイトは講義時間が短くアウトプット重視、TACは講義時間は標準で過去問収録年数は少ないです。
eラーニングはどちらも対応してるがフォーサイトのほうが実績はある
TACもフォーサイト社労士講座もスマホ学習ができるeラーニングがあります。
TACのeラーニングはアプリではないものの、社労士マイトレで問題演習ができます。
もちろん、i-supportでは講義視聴、質問、テキスト閲覧もできます。
➡社労士マイトレ
フォーサイトの社労士通信講座はマナブンというアプリ(パソコンでも学習可能)で問題演習、講義視聴、質問、テキスト閲覧ができます。
フォーサイトにしかない特徴としてはeライブスタディでしょう。
eライブスタディはネット上で行われるリアルタイム講義です。
講義自体はyoutubeで視聴可能ですが、コメントはフォーサイト受講生限定です。
他の受講生と交流できますのでモチベーションが上がります。
もちろん、コメントで先生に直接質問をすることができます。
ちなみに、フォーサイトのマナブンには学習スケジュール機能もありますが、これは使いにくいと不評なようです。
TACのeラーニング、社労士マイトレは体験ができません。
そのため、使い勝手までは分かりません。
しかし、フォーサイトのマナブンは資料請求すれば体験できます。
私も何回も資料請求してますが、営業電話は来ないので安心して資料請求してください。
質問サポートはTACの社労士講座がいい
フォーサイトもTACの社労士通信講座も質問はメールです。
しかし、制限回数が違います。
フォーサイトは15回でTACは60回です。(TAC参考ページ)
4倍の差があります。
そのぶんフォーサイトは価格が安いのですが、15回では不安に思えるかもしれません。
しかし、フォーサイト社労士講座の平均質問回数は年3回です。
さらに、1回500円で追加質問ができます。
フォーサイトとTACの質問回数差額分45回×500円でも22,500円です。
つまり、TAC並みに質問をしてもフォーサイトのほうが安いことになります。
質問回数はそこまで気にする必要はないよう思えます。
テキストは圧倒的にフォーサイト社労士通信講座
ここまでTACとフォーサイトの社労士通信講座はいい勝負でしたが、テキストはフォーサイトが圧勝でしょう。
フォーサイト社労士講座のテキストの特徴はフルカラー、図解が豊富、文字数が少ない、余白が多いです。
フォーサイトの一番のウリはテキストですので、テキストに一番こだわってるのでしょう。

TACは残念ながら2色刷りで、図表はありますが残念ながらイラストは少な目です。
➡TACテキストサンプル
もし、分かりやすいテキストがよければフォーサイトの社労士講座をおすすめします。
資料請求すればサンプルテキストが届きます。
➡フォーサイトの資料請求はこちら
フォーサイトとTACの社労士通信講座の比較まとめ
ここまでフォーサイトとTACの社労士通信講座を比較してきました。
ですので、最終的に選ぶ際の指針を書いておきます。
合格率が高い講座がいい、アウトプット重視、リアルタイム講義を受けたい、分かりやすいテキストがいい
➡フォーサイト
受講者数が多い講座がいい、そこそこインプットも重視したい、何回も質問したい、お金に余裕がある
➡TAC
です。