フォーサイト社労士講座は高い合格率を大々的にアピールしています。
この合格率は信頼していいのでしょうか?
この記事ではフォーサイトの合格率の信憑性があるかどうかについて書いていきます。
さらに、フォーサイトが高い合格率を維持できる理由についても書きました。
全国平均 フォーサイトの合格率
2022年度 5.3% 22.4%
2021年度 7.9% 29.4%
2020年度 6.4% 23.9%
2019年度 6.6% 23.7%
2018年度 6.3% 25.7%
2017年度 6.8% 21.4%
2016年度 4.4% 17.2%
2015年度 2.6% 7.9%
2014年度 9.3% 30.6%
フォーサイトの社労士試験の合格率は信頼できるデータなのか
結論はフォーサイトの合格率はかなり信頼できるデータです。
その理由をお話しします。
公平なアンケート調査に基づいて公表
フォーサイトの合格率は社労士試験後に受講生にアンケート調査で出しています。
アンケート調査は平等な特典を渡しておこなってます。
そのため、かなりフェアなアンケート調査です。
合格者のみに高額な特典を贈与していては、公平な調査とは言えません。
本試験・合格発表後に実施している「受講生アンケート」を集計したデータを公開します。合否や満足度の高低を問わずAmazonギフトコードを差し上げていますので、公平な集計結果となっています。
※2022年試験 弊社社会保険労務士講座の集計結果になります。
➡フォーサイト公式ページから引用
合格者数も多い
統計上、少数の合格者しか輩出していない通信講座の場合は一人の合格者、不合格者によって大きく合格率が変動します。
例えば、同じく合格率を出しているアガルートは合格者数は公表してなく、合格率の算定に疑問を感じます。
しかし、フォーサイトは合格率だけではなく、合格者数も公表しており、その数も191名とかなり多いです。
191名って多いの?って疑問に思われるかもしれませんが、最大手通信講座のユーキャンは2021年度の合格者数は112名でした。(➡ユーキャン公式ページ参考)
ある程度母数がいるということから、フォーサイトの合格率は信用できると思います。
国に提出する資料の合格率も高いから どのバリューセットが一番合格率が高いか丸わかり
フォーサイトは教育訓練給付制度という、学費の20%が国から受講生に給付される制度の対象講座です。
この教育訓練給付制度は国に合格率のデータを提出しなければいけません。
国に提出する資料のため、データの捏造はできません。
教育訓練給付制度に掲載されてる合格率はバリューセット1が25%、2が24.6%、3が33.4%になります。
注意点、フォーサイトの合格率はアンケート提出者が分母
フォーサイトの合格率の計算は「合格者数/フォーサイトの受講生」ではありません。「合格者数/アンケートに提出した人数」です。
フォーサイトの受講生の中には受験まで至らずに、途中で社労士試験を挫折された方もいるでしょう。
そういった方はアンケートの提出はしない可能性があります。
つまり、フォーサイトの受講生全員を分母とすると、もう少し合格率が下がるということです。
では、「フォーサイトは受講生全員を分母にして合格率を算定すべきだ」という声が出てきそうですが、私はそうは思いません。
社労士試験の全国平均の合格率も受験されなかった人は含まれていないからです。
独学で勉強した人の中には社労士試験を受験しなかった人も多いでしょう。
そういった方は全国平均の合格率に算定されていません。
フォーサイトは全国平均の合格率と比較しています。
よって、受講生全員を分母にするのではなく、アンケート提出者を分母にすることは理にかなってると思います。
なぜ、フォーサイト社労士講座は合格率が高いのか
以上、フォーサイトの合格率は嘘ではないことが分かったところで、なぜ合格率が高いのかについても解説します。
重要範囲を繰り返し学習できる
フォーサイトの合格率が高い理由は繰り返し重要範囲を学習できるからです。
フォーサイト社労士講座の講義時間はインプット(基礎講座)で65時間です。
大手予備校の場合は200時間は講義に時間をかけます。
そのため、フォーサイトは高速で重要範囲をインプットできます。
社労士試験の合格には800時間が学習の目安です。
65時間の講義を4回視聴しても260時間になります。
そのため、残りの540時間は過去問などのアウトプット学習に集中すればいいことになります。
おすすめの勉強方法としては、65時間のインプット講義を視聴したら、該当範囲の過去問を演習することです。
フォーサイトは講義とテキスト、問題集が同じ単元でまとめられてるため、講義と問題演習が非常にしやすく、横断学習ができます。
65時間のインプット講義と問題集のアウトプットに65時間の合計130時間を1セットとします。
そうすると、800時間で6周もインプットとアウトプットを繰り返すことができます。
もちろん、回数を重ねるたびに、インプット講義の視聴時間は短くて済むため、実際は6周以上できるはずです。
充実したアウトプットができる問題集
フォーサイトは豊富な過去問を解くため、合格率が高いです。
フォーサイトの問題集は過去12回分の社労士試験が収容されています。
過去12回分の過去問を収容しました。合格するために充分なボリュームです。
➡フォーサイト公式ページから引用
さらに、直近の社労士試験も送られてくるため、実質13年分の過去問を解くことになります。
市販の問題集は5年分の試験しか収録されてない場合があります。
コンパクトなインプットに充実した過去問演習が合格率が高い秘密です。
スキマ時間に学習できるマナブンで勉強時間の創出ができる
フォーサイトの合格率が高い理由はマナブンです。
マナブンはeラーニングですが、スマホで問題演習ができます。
よって、通勤・通学時間などのスキマ時間に学習することができます。
片道30分、1日1時間のスキマ時間を作れば、半年で180時間もの勉強です。
つまり、勉強時間の創出ができるということです。
さらに、やる気がない日もベッドやソファに横になりながら学習できるため、非常に快適な勉強生活ができます。
まとめ
フォーサイトの合格率が信頼できる理由
- 公平なアンケート調査
- 多数の合格者数
- 教育訓練給付制度のデータも高い
- フォーサイトの合格率が高い理由
- コンパクトなインプットに充実したアウトプット
- スキマ時間の学習で学習時間の創出ができる
フォーサイトで社労士試験に合格した時の体験談です。